歯科用レーザー
現在歯科領域で使われているレーザー装置には、炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)、半導体レーザー、YAGレーザーなどがあります。
当院が使っているのは、歯周組織への効果が高いパナソニックデンタル社製炭酸ガスレーザー「パナラスC05」です。
主な用途
歯周病(歯槽膿漏)、初期虫歯の処置、知覚過敏、口内炎、歯の根の病気の治療、メラニン色素の除去、小帯異常 等
歯周病(歯槽膿漏)の治療
歯茎ヘレーザーを照射することにより、細菌の定着や歯肉の炎症をおさえ、歯周ポケット内の殺歯を行います。
また、歯茎が腫れた場合は、レーザーメスとして使用し、膿瘍を切開、排膿させます。
これにより、痛みと腫れはましになり治癒も早くなります。
メラニン色素沈着症の処置(ガムピーリング)
歯茎が黒ずんでいるのは、メラニン色素の沈着によるものです。ここにレーザーを照射し、着色部分を除去します。
痛みが少なく短時間で除去でき、―週間もすればきれいなピンク色の歯ぐきになります。
口内炎の治療
口内炎にレーザーを照射することにより、痛みが消失し、治癒も早くなります。
知覚過敏の治療
露出した象牙質にレーザーを照射することによって、象牙質に加わる刺激を象牙細管に伝わらないようにし、歯がしみる症状を軽減、またはなくす治療となります。